288現金過不足(げんきんかぶそく)
【現金過不足とは】
現金の手許有高(実際ある金額)と帳簿上の残高が一致しない場合に一時的に用いる科目(仮勘定)。
【現金過不足の決算時の処理】
期末になっても不一致の原因が判明しない時は、雑収入勘定・雑損失勘定にそれぞれ振り替える。
【現金過不足の消費税の課否】 0対象外
過不足の原因がわからず、雑収入、雑損失に振り替える場合は不課税である。
【現金過不足の仕訳例】
1.実際残高 < 帳簿残高 の場合
(1) 現金の実際の有高より帳簿上の残高の方が5,000円多かった。
(借方) 現金過不足 5,000 / (貸方) 現金 5,000
(2) (1)の不足分のうち3,000円は新聞代の計上漏れだった。
(借方) 新聞図書費 3,000 / (貸方) 現金過不足 3,000
(3) (1)の不足分のうち2,000円は期末になっても原因がわからなかった。
(借方) 雑損失 2,000 / (貸方) 現金過不足 2,000
2.実際残高 > 帳簿残高 の場合
(4) 現金の実際の残高より、帳簿上の残高の方が10,000円少なかった。
(借方) 現金 10,000 / (貸方) 現金過不足 10,000
(5) (4)のうち、8400円は売掛金の現金回収分であった。
(借方) 現金過不足 8,400 / (貸方) 売掛金 8,400
(6) (4)のうち、残りの1600円は期末になっても原因がわからなかった。
(借方) 現金過不足 1,600 / (貸方) 雑収入 1,600
