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299貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)

【貸倒引当金とは】
受取手形、売掛金等の金銭債権について、将来発生が予想される取立不能見込額。

【貸倒引当金の設定方法】
1.個別評価
個々の債権ごとに貸倒繰入額を計上する方法
2.一括評価
個別評価する債権以外の債権については業種ごとに設定された法定繰入率等に基づいて貸倒繰入額を計上する方法

【貸倒引当金の会計処理方法】
1.洗替法(あらいがえほう)
前期に計上した貸倒引当金を全額取り崩し、当期の貸倒引当金の全額を繰り入れる方法
2.差額補充法
前期と当期の貸倒引当金の差額を当期繰入額または当期戻入額とする方法 
※洗替法が原則的方法である。

【貸倒引当金の決算時の処理】
貸倒引当金の処理は毎期決算時に行う。

【貸倒引当金の表示区分】
貸借対照表>資産>流動資産
対象債権が流動資産であれば流動資産に、固定資産の場合には固定資産に、控除項目として表示する。

【貸倒引当金の消費税の課否】 0対象外
貸倒引当金は内部取引であるから、不課税である。

【貸倒引当金の仕訳例】
(1) 前期の貸倒引当額は20,000円であり、今期は30,000円であった。
(借方) 貸倒引当金 20,000 / (貸方) 貸倒引当金戻入額 20,000
(借方) 貸倒引当金繰入額 30,000 / (貸方) 貸倒引当金 30,000

(2) (1)は洗替法の場合の仕訳だが、これを差額補充法で仕訳する。
(借方) 貸倒引当金繰入額 10,000 / (貸方) 貸倒引当金 10,000

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